診療科・部門DEPARTMENT

看護部長あいさつ

この度、看護部長に就任いたしました鈴木文子と申します。日頃より地域の皆様にはご支援いただき誠に感謝申し上げます。
看護部は「地域の人々の生活に寄り添い信頼される看護」を理念として掲げています。
また、看護師一人一人がやりがいを持ち、楽しく働くことのできる環境づくりの一貫として、心理的安全性の高い職場環境の構築を目指しています。
心理的安全性とは、誰もが不安を感じることなく自分の意見を率直に言い、行動できる状態を言います。単に仲のよい組織ではなく、地位や経験に関わらず組織やチームの誰もが意見や素朴な疑問を発言できることが心理的安全性の高い組織の特徴です。
組織は人で創られています。そして今は多職種によるチームで、患者さん自身の力を引き出せるように支援をしています。チームの中で心理的安全性が保たれることによって、意見交換が増え、お互いに学び、高め合うことでメンバーのレベルが向上します。つまり心理的安全性の高い環境は、患者さんに対する医療の質の向上につながると考えるからです。
看護は人材の育成がとても大切です。しかしそれは教育ではなく共育でなくてはなりません。心理的安全性の高い職場環境の中で私たちは、地位や経験にとらわれずに、共に学び共に成長したいと考えています。そして看護師としての誇りを持ち、患者さんや患者さんを取り巻く人々がその人らしく暮らせるように、寄り添い続けていきたいと思います。

看護部長 鈴木 文子